交配種と原種と。
そういうときこそ久しぶりに毛筆~仕事からちょっと離れて好きなものを書こう~と筆を持ちました。。。
自分も書いていないと、腕のレベルががくんと落ちちゃうからね~。
ところで、先日咲いた「コウム・ピューターリーフ」ですが。。。これ、けっこう大きなお花なのですよ。
左がその子です。
右は、前から持っていたコウム(葉の襟合わせが深い子)です。
やはり大きい。。。
右の子は、いわゆる原種らしい素朴さですよね^^
私の人差し指と比べるとこんなかんじ。
ほらね、華やかでしょ?^^
そこで思い出したのが。。。
コウムの交配種「コウム’サクヤザワ’」・・・
(今までは、記事に乗せるとき、交配種の「サクヤザワ」と何気なく書いてましたが、先日ふと確かめてみると販売されたときの名称は「coum ’Sakuyazawa’だったので、これからは「コウム’サクヤザワ’と書くことにします。)
(追記)
これが販売されたときの・・・
今までにも何度か載せてますが、今から9年前、ある園芸雑誌の冬号に紹介されていた、ピコティ咲きが可愛いコウムの選抜種。
作出者は、ヘレボの育種で超有名なあのHさん。
「コウムを交配親に選抜した原種系シクラメン」と紹介されていました。
・・・「Hさんが、5年前、シクラメンには珍しい姿を持った品種を選抜しました。それは花弁の立ち上がりが少なくぷっくら可愛い丸い花びらを広げるもの・・・」とあります。
この’サクヤザワ’と似ているような気がして、持って来て並べてみました。
左、コウム・ピューターリーフ。
右、コウム’サクヤザワ’。
やっぱり似ていますね、2つ並べると華やかです!
むしろサクちゃんより大きいかも。。。
ピューターグループのコウムは、私は今この子しか持ってないので比べられないのですがたまたま大きいお花なのでしょう。
原種らしい素朴さとは違って、これはこれで目を引くものがありますね。
ほかのピューターリーフのお花の大きさを比べてみたいなと思いますが・・・。
だんだん選抜されると、お花が立派になっていくっていうこともありますね。
ヘレボが、原種から「原種系」へと広がってきたのに似ているかな^^